Mac環境で使用するのにおすすめのキーボードを紹介!選び方のポイントについても解説!
Mac環境で使用するキーボードは、Apple社純正のキーボードを使用しているという方が多いのではないでしょうか。純正のキーボードも優れた製品ではありますが、市販のMac環境向けのキーボードには、純正品にない機能を持った製品も多く販売されています。
Macのパソコンを利用する際の動作を自分に最適化したい・カスタムしたいとお考えの方には、市販のMac環境で使用可能なキーボードを購入するのもおすすめです。
今回の記事では、純正品以外のMac用のキーボードを購入する際に確認すべきポイントに焦点を当てて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
❶Mac用キーボードの特徴
Mac用のキーボードは、Apple社が開発したパソコンのシステムである「MacOS」で使用することを前提として設計されたキーボードのことを指します。
Windows用のキーボードとはキーの配列が異なっており、特にMacOSでしか使用しない「commandキー」「optionキー」はひと目見ただけでMacOS用のキーボードだとわかるほどに特徴的なキーです。
これらのキーは主に動作のショートカットに使われるキーで、WindowsOSでのControlキーと同じような位置づけとなっています。
「Controlキー」・「deleteキー」などWindowsOS用のキーボードでも見かけるキーもありますが、これらのキーはWindowsOSとは異なる動作が設定されており、WindowsOSと同様の感覚で使用しても自分の意図しない動作をおこなうことになります。
これらの違いによって、WindowsOS用のキーボードに慣れている人はMacOS用のキーボードを使用する際に戸惑うケースが多いようです。
MacOSに適したキーボードでないと、正しくパソコンを操作することができなくなってしまうので、市販されているキーボードを購入する際には、キーの打鍵感や、テンキーの有無、キーの配列方式など様々な選ぶポイントが存在しますが、MacOS用でキーボードを購入する際には、最初にMacOSに対応しているかを確認するようにしましょう。
❷Mac用のキーボードを選ぶポイント
Mac用のキーボードを選ぶポイントは、以下の5つが挙げられます。
・Macの環境に対応しているか
・見た目の統一感
・接続方法
・打鍵感
・テンキーの有無
それぞれについて、詳しく解説していきます。
◼︎Macの環境に対応しているか
まず最初に確認すべきなのが、Mac環境に対応したキーボードかどうかです。
先程もご紹介しましたが、Mac環境でキーボードを使用する際には、「commandキー」「optionキー」は必須のキーとなっています。
このキーが使えないキーボードでは、パソコンの使用を不便に感じてしまうことでしょう。
注意すべきなのが、市販のキーボードの中には、MacOSとWindowsOSと併用できるキーボードを販売しているケースです。2つのOSで併用できるキーボードは、基本的にWindowsOSに合ったキーの表記をしていることが多く、ひと目見ただけではMacに対応した製品だと分かりづらいケースがあります。
そういったキーボードは、Macで使用する際にキーの配置がカスタマイズできるようになっているのですが、キーの表示はWindows用の表記のため、Mac用のキーボード入力に慣れていない人は混乱してしまうでしょう。
Mac環境に対応したキーボードであっても、入力がし辛いのは不便を感じてしまうので、慣れていない人はキーの表記もMac用になっている製品を購入するのがおすすめです。
◼︎見た目の統一感
Apple社が製造・販売している製品は、デザイン性に優れているのが特徴となっています。
パソコンもその限りではなく、製品の見た目を気に入って購入するユーザーも数多く存在します。そのために、パソコンの周囲で使用するマウスやキーボードも、パソコン本体のデザインを損なわないようなデザイン性に優れた製品となっているのです。
純正品であれば当然パソコン本体とマッチする見た目をしていますが、市販のキーボードではパソコンと一緒に使用した際に、違和感がある見た目になってしまうこともあります。
キーボードを選ぶ際は、キーボード自体の機能性が選ぶポイントとなりえますが、見た目にこだわったApple製品と併せて使用することを考えると、キーボード自体のデザイン性も選ぶポイントとして考えると良いでしょう。
◼︎接続方法
パソコン本体とキーボードの接続方法も、キーボードを購入する際には考慮すると良いでしょう。
特にMacで使用するキーボードでは、ワイヤレスで接続するタイプのキーボードがおすすめです。
ワイヤレスで接続するキーボードの特徴として、
・配線がスッキリし、デザイン性に優れている
・無線のため取り回しがしやすい
という特徴があります。
Mac環境でキーボードを使用する際には、パソコン本体のデザイン性を損なわないように、キーボードもデザイン性に優れている製品を使用するのがおすすめですが、ワイヤレスの製品であれば有線のキーボードと比較して見た目がスッキリしており、パソコンのデザイン性を損なわずにシンプルな印象を与えられます。
また、パソコン本体につながるケーブルがないので、キーボード本体の取り回しがしやすいのもメリットとなります。パソコンを使用しないときなどは机の脇に移動することも容易におこなえますし、机の掃除もしやすくなるので、きれい好きの方にもオススメです。
◼︎打鍵感
キーボードで文字を入力する際のキーを押した感覚のことを打鍵感と呼びますが、この打鍵感は人によって好みが分かれることが多い要素です。
しっかりと文字を入力した感覚が欲しい人には、メンブレン式や青軸などのしっかりとした入力考えられる軸を採用したメカニカル式と呼ばれる方式のキーボードがおすすめで、軽い力で文字入力をおこないたい人や、静かなタイピング音が好みの人には、パンタグラフ式か、赤軸などのタイピング音が静かな軸を採用したメカニカル式キーボードがおすすめです。
純正品ではタイピングの感覚が合わないという方は、この打鍵権を重視して、自分にあった方式のキーボードを選ぶことで不満を解消できるでしょう。
◼︎テンキーの有無
よく数字の入力をおこなう方は、テンキーがついているキーボードを購入するようにしましょう。テンキーレスのキーボードは机の上のスペースを広く使えるメリットはありますが、数字の入力する場面では、少々効率が落ちてしまいます。
テンキーレスのキーボードを購入しても、テンキーのみの製品も販売しているので、後から購入することも可能なのですが、机の上に置くデバイスが増えてしまいますし、有線のテンキーの場合には配線が増えてしまうので、煩雑な印象を与えてしまいます。
特定のタイミングで数字入力が多くなる方には、そのタイミングだけテンキーを接続して使用するのがよいでしょう。
今回は、Mac環境で使用するキーボードについて、選ぶポイントや、おすすめのキーボードについて、ご紹介しました。
キーボードはパソコンの操作に必ず関わる重要なアイテムです。自分の好みにあった製品を使用することで、作業効率を向上させることが可能です。
一昔前はWindows専用の製品が多く販売されており、Macに対応したキーボードの数も少なく効果になる傾向があったのですが、近年ではMacでも使用できるキーボードが数多く販売されるようになってきているので、お好みの製品を見つけてみてください。